紀州九度山・真田ミュージアムは人気スポット

コロナ禍の緊急事態宣言も解除となり、長男の高校受験も終了で久々に小さいたびに出ました。行先は紀州九度山。メインの訪問先真田ミュージアムについて投稿します。

九度山駅から徒歩10分弱にある九度山・真田ミュージアムですが、新しくてきれいな施設でそれほど大きくないものですが展示もまとまっていて見応えがありました。シアターも松平定知さんがナレーションのしっかりしたもので好感が持てます。外観は下の写真の通りで意外なことに駐車場はなく周辺の道の駅や町立駐車場を利用することになります。

外観

エントランスから「赤備え」よろしく赤基調の館内です。上田、九度山時代そして大阪の陣と時系列に展示は進みますが、おおよそ承知している内容なので復習といったところです。

館内

面白かったのは「九度山異聞」「真田伝説」といった考察を交えたものや、やや荒唐無稽ともいえる伝説。家康は実は大坂夏の陣で討ち死にしていたとか、幸村は実は薩摩で生き延びていたとかの類。江戸時代から軍記物や講談でとりあげられる英雄ですから伝説も多いのですね。

下の企画展の画像を見るとわかる通り椅子が六文銭の配置になっています。シアターも中心に六文銭の丸椅子、周辺は長椅子となかなかの徹底ぶりでした。

企画展

最後に企画展の「火縄銃の魅力」について記します。戦国時代の火縄銃による戦い方の変革は誰しもが習ったことです。しかし、その構造や種類などは考えたこともありませんでした。こちらでは研究家の方のコレクションから一般的な火縄銃の構造や製造工程が展示され非常に面白かったです。また速射や連発ができる銃も紹介されており、400年以上前の人々の知恵や工夫に感心させられました。ちなみに、常設展の入り口が混んでいたのでこちらを先に見学したのですが、「順路はあちらからになってます」と親切に言われました…

数年前に大河ドラマで取り上げられたこともありますし、以前から人気のある武将ですから人気度も高いようです。天気の悪い日の朝早い時間というのに訪問者は多数いました。家族連れの小学校高学年くらいの子供が手をたたいて喜んでシアターを見ていたのが印象的。真田幸村がよほど好きなのでしょうか?

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