先日実家から荷物が送られてきたのですが、宅急便の宛先が住所も宛先も間違えていてややこしいことになりました。無事回収できた時はホッとしました。
先日会社の昼休みに実家から電話があり、美味しい里芋をたくさんもらったのでお裾分けで送りたいとのこと。ついでに子供たちにお年玉とお菓子なども詰め合わせて送るとのことでした。そして数日後今度は家にいる次男から電話があり「パパの名前って○×じゃないよねー」と聞いてきます。その○×というのは実家のおじいちゃんの名前だったので、それはパパじゃないよと返事しました。なんでも宅急便がその名前宛に来たので、うちにはそういう名前の人はいないと回答したそうです。
実家からの荷物の宛先が間違えていたのであろうと思ったのですが、家に帰ると荷物は配達員が持って帰ったとのこと。実家に電話してみると伝票は残っていて、宛先が祖父の名前になっていただけでなく住所も町名まではあっていたのですが、番地以降が姉の住所のものになっているという、なんともこみいった間違え方をしていました。人間80も過ぎるとそのくらいは間違えるであろうとは思います。伝票番号をときいたのですが要領を得ず、電話番号などはあっていたのでその日はそこまでにしました。
その後調べたのですが、送り主からフリーダイヤルに電話をして伝票番号を伝えれば正しい配達先に届けてくれるとのこと。ただしこれを高齢者にお願いするのもなかなかに困難。もう一度実家に電話をしてなんとか伝票番号だけ聞き出しました。
フリーダイヤルにかけると、混雑しているとのことでかかりません。年末のこの時期だけに仕方ないか。お問い合わせシステムで調べてみると案の定宛先不明で営業所に留め置かれているようでした。ただ、これで状況がハッキリしてだいぶ安心しました。
電話がつながるのを待っていても埒が明かないので、営業所は近いところなので直接行くことにしました。説明するのに難儀しましたが、伝票番号を伝えるとすぐ事情が分かったようで、免許証など見せて正しい住所を伝えて荷物を受け取ることができました。怪しいところはなかったからだとは思うのですが、この手続きが正しいのかは謎です。伝票番号さえ分かってしまえば「なりすまし」て受け取れちゃうのでは?などと思ってしまいました。
そんなわけで、荷物を持って家に帰って中身を見るとお菓子が沢山。チョコレートが好きといったためかこれでもかというくらい多種多様なチョコレートが入っていました。里芋もたくさん入っていて、これは実家の出身の福井のものでかなりいいもののはずです。お年玉はすぐ引き出しに隠して、年が明けてから渡すことにします。お菓子はというとその日からモリモリ減っていきました。
もう一度実家に電話して顛末を話してなんとか受け取れたと連絡しました。祖父は自分も耄碌したと落ち込んでいたようなので、80も過ぎればそんなもんじゃないかと励ましておきました。