露天風呂とアブ:今年の状況

今年も露天風呂でアブと格闘してきましたので考察を含めて投稿します。
主に大沢温泉の露天風呂大沢の湯での話になります。
他の場所では種が違い事情が違うかもしれませんのでその点留意ください。

アブについて

アブはハエ目アブ科ということです。
そのなかでも調べた感じでは「アオコアブ」という種のようで
夕方にもっとも活動が活発になるところなど合点がいきます。
比較的小型のアブなので刺されても大したことないのかもしれません。

人間の皮膚を噛み破って血を吸います。
ちょっとチクっとするくらいで予後は問題ないのですが、
これは人によるかも知れません。
種によっては激痛を感じるものもあるとか…

時期・時間的なこと

今年の大沢温泉は梅雨明けが遅かったためかアブが出るのが遅かったらしく、
宿泊初日(8/12)に宿の人が「昨日まではでなかったんですけどねぇ」と言っていました。
いつもは8月上旬にはでるようで、ちょっと損した気分です。
以前7月下旬に行ったことがありますが全く出ませんでした。
文献によれば成虫の活動期間は1カ月ほどらしいです。

時間的に出現するのは日中で夜はほとんど見かけません。
朝は数が少なくなんといっても夕方が問題です。
宿に到着して一服した午後5時ころはまず一風呂という気分になるものですが、
この時間が最もアブが活動的な時間のようです。

実際の対応

首まで浸かっていれば問題ないですが、
相応の湯温があるのでいつまでもというわけにはいきません。
それでも耳の近くで羽音がするとぎょっとします。
びっくりして頭までお湯に沈めている人をよく見かけますよね。

端に座っていたりすると音もなく突然チクっとします。
刺されたというよりかは噛まれたという感じに思います。
案外に羽音は小さいのか頭の近くを飛ばない限り音では気づきません。

物理的な対策としてはタオルを振り回したり、たらいでお湯をかけまくったりしますが
人の多い場合はブンブン、バシャバシャやってもいられません。
ちょっと手を休めるとすぐ背後から攻められたりします。

刺されたと思った刹那そこを叩くと
アブが半死状態のように転がっていることがあります。
自称「大沢温泉の主」のおじさんが数年前に言ってたのですが
気絶状態なのでちゃんと蠅たたきなりでとどめを刺さないとダメなのだそうです。

今年初めて行った福島県の滑川温泉では
露天風呂の入り口に「ハッカ油」(だったかな?自信なし)があり、忌避剤のようです。
試してみたかったのですが夜にしか入らなかったのでわかりません。

どうしても嫌な人は日中は諦めて夜入るほうがいいでしょう。
ちょっと刺されても気にしないような人は
何匹やっつけられるか試してみるのはいかがでしょう。
今年は最終日(8/14)に30分で6匹やっつけました。
毎年恒例の楽しみのようになってきましたね。

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