先日は名古屋まで出向いて「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産」という企画展を見に行ってきました。大混雑でしたが行ってよかったです。
今年の初めに京都で開催していて是非行きたいと思っていたのですが会期を過ぎてしまいました。なんとなく調べていると名古屋会場でも実施していて、ギリギリで一念発起して名古屋まで出向くことにしました。
会場は名古屋市博物館。名古屋駅から地下鉄で20分くらいですが駅からは近くでアクセスは悪くありません。
会期最終盤で大混雑のため入場制限があるとのことでしたが、昼過ぎに行ったのでそれほど待たされずには入れました。10時くらいに行くと1時間くらい待たされることもあったようです。
入場後すぐは中国の戦国時代の青銅器などの展示ですが、圧巻は第二章の秦代の兵馬俑でした。
写真撮影可ということで皆さん撮っていましたが、秦の始皇帝陵から発掘された兵馬俑は等身大。ひとり一人顔が違いモデルがいたのでしょうか?お墓の中の始皇帝を守るために埋められたとのこと。
こんな不思議なポーズの人もいます。
兵馬俑ですから、馬もいます。こちらも等身大。
最後には馬車の展示もあります。
その後は漢代の兵馬俑の展示になるのですが、この時代の兵馬俑は50cm程度のミニチュア版になります。戦国時代から等身大の兵馬俑というものはなく始皇帝の発想は漢代には引き継がれず昔に戻ったとのことです。
観覧料1800円もする企画展は久々ですが、2000年以上前の古代中国の文化には圧倒されるばかりです。戦国時代→秦→漢と移り変わる兵馬俑の作られ方などとても興味深く面白かったです。出口にあるグッズ販売コーナーでいろいろ惹かれてしまったのですが、結局ブックカバーを買いました。
今月下旬からは東京で開催とのことですが、とても混雑することでしょう。