先日の三連休の初日になりますが、半日使って京都に行ってきました。目的は晴明神社と向日市文化資料館です。
三連休は関西に帰宅なのですが案外に忙しくお出かけするとしたら初日でしかもあまり時間は割けられそうにありません。近場のどこかということで、一年前にお参りした晴明神社へ再訪と以前より行きたいと思っていた向日市文化資料館と決めました。京都好きな遠方の人からすれば、半日でちょろっと行けてしまうことを羨ましがられそうです。
オーバーツーリズムの象徴ともいえそうな京都の市バスですが朝9時くらいだったのにもうそこそこの混雑。目的のバスはそれほど列ができいないとおもいきや、出発間近には長い列になり満員になっていました。
前回は地下鉄の今出川から歩いたのですがこの日は雨が降りそうな寒い日でバスにしました。神社の目の前にバス停があるので楽ですが、ちょっとあっけない感じ。一年前のお守りを返して、新しいお守り授かりました。
足元の悪いうえに寒い日の午前中でしたがそこそこ人はいて相変わらずのパワースポットとしての人気のようです。
帰りは地下鉄にしようと考えていたのですが、バス停あたりでちょうどバスが来るのが見えたので四条堀川まで乗ります。次の目的地の最寄り駅は阪急の東向日という駅なのですが、ここから少し歩けば阪急の大宮駅です。写真は嵐電四条大宮駅。嵐山も行きたいなーとおもいつつ何となく撮ってしまいました。
向日市文化資料館は東向日の駅から10分ほどあるきます。市立で無料の資料館ですが、長岡京の展示がメインです。平城京からの遷都を試みたものの、藤原種継の暗殺などにより建設途中に放棄されたと昔習った長岡京ですが、発掘調査によりかなりの建物が出来上がっていたそうでその経緯などは勉強になりました。早良親王の祟りとか作業員から上級役人の生活の様子、特に食事の展示が目を引いて面白かったです。
長岡京について学べる施設なわけですが、長岡京市には目立った施設はなく向日市にあります。なんででしょうねえ?
企画展で「くらしの道具展」が開催されていました。市立資料館などではよくあるテーマですがどこの展示も面白くてこういう企画があるといかずにはいられなくなります。
こちらで気に入ったのがアイロンの展示。ナショナルの色あせた広告がいいですね。しばし見入ってしまいました。
帰りはJR向日町駅までバスに乗りました。15分程度なのでいつもだったら歩く距離なのですが冷たい雨の降る冬の日は消極的になってしまいます。春が待ち遠しいですね。