関西一円博物館資料館しらみつぶし作戦の一環になりますが、今度は市立伊丹ミュージアムに行ってきました。
午後からは子供たちを「一蘭」に連れていく約束をしていたので昼には戻れるところで検討した結果、伊丹になりました。しらみつぶしもかなりすすんできていますが、まだまだ行きたいところは残っていますし、面白そうな企画展があるところには二回行っても構わないと思っています。
JRと阪急どちらでも構わないのですが、このようなケースでは通勤経路とは重ならないようJRで行くことが多いです。大阪駅始発の快速に乗れば二駅でも伊丹。ここは資料館美術館などマルチな施設で陶芸の展覧会もしていたのですが、素養も関心も薄いので歴史常設展示と旧岡田家住宅・旧石橋家住宅を見学します。
歴史常設展示は一般的な市の歴史を時系列に展示しているものですが、織田信長に逆らった荒木村重や伊丹空港との関係性や阪神淡路大震災の展示が興味深いところ。阪急伊丹駅は一階が潰れてしまってこの地震の象徴的な写真でよく覚えています。
伊丹は清酒の産地で、ミュージアムに隣接して旧岡田家住宅・旧石橋家住宅という酒造家の建物が移築されて展示されています。伊丹は清酒発祥の地なのだとか(全然知りませんでした…)。諸々の歴史や酒造の映像など興味深く拝見させて頂きました。残念ながらお酒は弱いのでお土産などはスルーです。
最後にJR伊丹駅前の有岡城址に寄りました。ここは織田信長に逆らって酷いことになった荒木村重の居城だったお城です。信長に攻められて落城してからは廃城のままですが、兵どもが夢の跡と言いましょうか、趣深い場所でした。
遠くに行くだけじゃ旅じゃないと言いましょうか、片道一時間ちょっとの伊丹でも充分楽しいと思います。立派なミュージアムで展示もしっかりしていましたし、街並みもキレイで街歩きも楽しかったです。関西で街歩きできるところもあとわずかという気もしますが引き続きあちこち行ってみようと思います。