>先日の神戸散策の際に訪問した神戸市立博物館について投稿します。海洋博物館に続いてこちらもとても面白くまた行きたいと思いました。
実はここ20年以上前まだ関東在住の時に一度来てことがあります。その時もすごくよかった覚えがあったのですが、ずっと再訪したい気持ちが実現しました。当時はまだ震災から数年だったので復興関連の展示が多かった覚えがあります。こちらも昨年リニューアルしたようで、記憶の中の博物館とは別物ではあります。
ただし、この外観は覚えがありました。旧横浜正金銀行神戸支店ビルとのこと。
企画展もあったのですが、まずは常設展示ということで1Fの無料の「神戸の歴史展示館」に行きます。一般的な市立博物館のように古墳時代から現代までの街の変遷の展示なのですが、明治以降は神戸の街の際立っている時期ですから展示も面白いです。
明治と昭和初期の旧居留地のジオラマ、昭和初期までの街の様子の画像や文化的な生活が花開く様子などどれも楽しく学ぶことができました。
極めつけはこのポスター。このブログでは明治大正そして昭和中期くらいまでのポスターや看板があるとついつい写真を撮って貼ってしまうのですが、そのなかでも一番のお気に入りかも。ずいぶんと長いこと見入って癒されました。でも、この気持ちを共有できる人っているのかなぁ?
「神戸開港シアター」とうのもあり、明治の人が新しい文化に触れて変わっていく様をストーリー仕立てて表現されているのですが、これもすごくよくできていて楽しめました。パーマを初めてあてる女性の気持ちって自分にはわかりようがないのですが、どれだけときめくものなんでしょう?ましてや明治時代です。
その後2Fのコレクション展示室に行きました。こちらは300円の入場料がかかります。銅鐸や古地図などとても貴重そうな展示だったのですが、1Fだけで充分堪能してしまってなぜか実が入らない感じでした。企画展も面白そうでしたがもう満腹でまた来ることにしようと自分に言い聞かせて博物館は出ることにしました。