令和4年夏の旅の6日目について投稿します。この日は午前中水沢にある高野長英記念館に訪問した後、レンタカーを借りに花巻空港に行きました。
前日、前々日は予定なしでしたが、この日は13時に花巻空港にレンタカーを借りに行くという明確な予定があります。予約時に借りる場所が花巻空港だと数千円も安かったので、深く考えずに選択したのですが13時の花巻空港に行くというのはなかなかの至難の業でした。
その前後にもあれこれ行きたいと思っていました。しかし調べるとどこへ行くにも路線バスも電車もとにかく接続が悪く案がでません。結論としては水沢駅からそれほど歩かずにいける高野長英記念館というところに行くことにしました。
送迎バスでは時間が合わないので、朝早めの路線バスで花巻駅に向かい、電車で水沢駅に行きます。水沢は「奥州市」の中心となる街ですが、「奥州市」ではどこだかピンときません。
高野長英記念館は徒歩10分ほどの水沢公園の中にあります。このテーマでは訪問者は少ないのか開館時間を少し過ぎた時間に行ったのに中は真っ暗で受付の係員さんにビックリしたような対応をされました。
入館料は200円ですが、展示内容はなかなか充実していました。蛮社の獄で投獄された後、脱獄までして活動を続けた水沢出身の蘭学者高野長英。医学はもちろん、農業や軍事にも詳しく高い能力と多才ぶりがよくわかります。このような人が活躍できない江戸時代というのはやはり国は発展しないというところか？
その後、花巻に戻りイトーヨーカドーで時間を潰した後、路線バスで花巻空港近くのバス停で降り徒歩で空港を目指します。直線距離ではたいしたことはないのですが、この空港徒歩で行く人など想定されていないようでえらいこと遠回りさせられて20分ほど歩いてターミナルビルまでたどり着きました。
レンタカーを借りてまたどこかに行く時間は残っていましたがだいぶ疲れてしまったのでもう宿に戻ります。借りた車は3日前に返した車そのままでした。それにしてもこの日はよく歩きました。