大沢温泉滞在中:盛岡市先人記念館へ

長男を関西に帰して一人になった旅の4日目は盛岡にでて盛岡市先人記念館に行きました。

この日と翌日は全く予定がありません。長男を送り届けるまではいろいろ考えていたのですが、何しろ第七波のコロナ禍でいけるかどうかを心配していてあまり計画を立てていませんでした。

宿でダラダラしていてもいいのですが、体調も良好でやはりもったいない。しかしレンタカーは返してしまったので公共交通機関ではかなり制約が強く10時近くの送迎バスで宿を出て、夕方に花巻駅まで戻るということになります。路線バスもありますが、花巻駅まで630円もかかるのでできれば避けたいところ。前日にあれこれ結果、一度行ったことのある盛岡市先人記念館に行くことにしました。

盛岡から路線バスに乗り「県立美術館前」というバス停で降りてそこから徒歩5分とのこと。バスはそこそこ人が乗っていて10人弱の若い人が降りて県立美術館に行くようです。そこでは「江口寿史イラストレーション展 彼女」なる企画展が開催されていてポスターをみて少し惹かれましたが観覧料1200円というのをみて自重。昔はジャンプでギャグマンガを書いていて好きで読んでいましたが、いつからかイラストのほうがメインになった人といったところか。「キュートでクールな女性像」のアオリの通りいい絵を描く人ですね。とはいえ、結局自重したけど…

玄関

目的地の盛岡市先人記念館はそこから徒歩5分。メインは盛岡出身の「新渡戸稲造」「米内光政」「金田一京助」の三人。わざわざ二回目に訪れる気になったのは、昭和天皇から米内光政に贈られた硯を見たかったからです。昭和天皇に終戦後「米内には随分と苦労を掛けたね…これは私が今さっきまで使っていた品だが、今日の記念に持ち帰ってもらいたい」という言葉とともに筆も墨も塗れた状態で頂いたものとのこと。先日米内光政の本を読んだので、あのとき感銘を受けた硯をもう一度見たくなりました。

館内

そんなわけで、メインの三先人のほかの二人は軽く流して米内光政のコーナーを重点的に見学しました。あと、前回見逃した二階のそのほかの顕彰された百数十人に及ぶ先人の方々の展示をみました。見逃した認識は全くなかったのですが前からあったのかな?企画展の新聞人についての展示も明治以降の新聞の役割などがよくわかり面白かったです。

帰りは盛岡駅まで歩きました。20分弱なのでどうと言うことはありません。薄曇りで30℃弱の少し暑い日でしたが、雫石川にかかる長い橋を歩くと、風が爽やかでいい散歩になりました。

広告


ランキング/ご支援のワンクリックをお願いします

にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へ