酸ヶ湯温泉滞在中:青森県近代文学館へ

酸ヶ湯温泉は二泊しましたので、中日は青森市内に出向き青森県立近代文学館に行きました。

大沢温泉滞在中もそうなのですがどうしても一日ゴロゴロしているというのがもったいなくて仕方ありません。折角青森まで来たうえにレンタカーまで借りているので青森市内まで出かけることにしました。
あまり遠くまで行く気はしないのですが検索したところ比較的いきやすいところに「青森県立近代文学館」という施設がありました。車で35分ということなので、のんびりした後11時くらいに宿を出ました。

入口

県の施設で県立図書館と同じ建物にある新しくてキレイな施設です。展示室はそれほど大きくなく料金は無料なのですが、青森県を代表する作家の展示があります。太宰治、寺山修司、石坂洋次郎といった有名どころ以外は名前くらいしか聞いたことがない人々でしたが、人間失格の生原稿などはこのような施設ならではで興味深いです。

特に面白かったのが「教室で出会った文学」という特別展。森鴎外、芥川龍之介といった教科書で取り上げられることのおおい作家と青森県の意外な関係などを展示していました。また、8人の作家の黒石高校情報デザイン科の生徒が画いたイラストが等身大のパネルで展示されていました。正直どうしてこうなるんだろうなー?と不思議ですが面白い。作品などを読んで若い人の感性でかくとこうなるのでしょうね。

企画展

文学館は30分くらい見学したのですが、併設されている県立図書館はいくらでも時間を潰せるところでした。どこの図書館でも郷土関連の図書が面白いのですが、青森県だけに青函連絡船の本などを数冊ながめて小一時間過ごしたと思います。いろいろ堪能して15時過ぎに宿に戻りました。

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