荒天の八幡平を抜けて青森酸ヶ湯温泉へ

今年は大沢温泉は6泊で残りの二泊は青森の酸ヶ湯温泉で過ごすことにしました。この日は移動しただけで終わりです。

実は大沢温泉の後は青森でも青荷温泉を予約していました。ところが発達した停滞前線の影響で青森、秋田の日本海側で線状降水帯が発生という心配な状況でした。天気予報では泊まる日は大雨も一服して夕方から晴れという予報でやれやれと思っていたのですが、前々日に予約したサイトから連絡があり大雨で営業不能でキャンセルにして欲しいとのこと。あとで確認したところ、青荷温泉は敷地内の吊り橋が流されたりアプローチのダートもある細い道も通るのが厳しい状況で確かにとても泊まれる状況ではないようです。

その翌日の宿も未定だったので大沢温泉で事情を話して延泊できないものかと相談したところ満室との回答…しかし大雨の影響か酸ヶ湯温泉にキャンセルが出ているようで二泊予約できました。青荷温泉がダメな時点で青森まで行く必要はなかったかもしれなかったのですが宿無しになりそうで焦っていて飛びついてしまいました。

大雨

そんなわけで荷物をまとめて大沢温泉を出ました。日本海側は大雨の影響が残っていそうなので二戸や十和田市といった十和田湖の東側を通るルートを選択。できればなかなか行く機会のないこのルート上の資料館なども調べて車を走らせました。

ところが岩手山SAで休憩して雨雲レーダーをみたところ八幡平周辺はこの数時間雨雲はないとのことで、急遽八幡平を越えるルートに変更してあわよくばどこかの温泉でも…などと考えました。結果としてこれは大失敗。
八幡平のアプローチは問題なかったのですが、山頂に近くなると豪雨と濃霧で車の運転も難儀なほどです。温泉どころの話ではありません。道路の脇の斜面から鉄砲水のように水が吹き出し、国道を川が横切るような箇所もあります。道には木の枝や小さいながらも落石などもありハラハラしながら秋田側に抜けました。
標高が低くなると雨はやんでいましたが川という川は濁流で例年の気持ちのいい景色が殺伐としたものになっていました。雨雲レーダーというのは平地のみ対象で八幡平頂上なんて関係ないのですね…反省。

そんな案配でペースは遅くなりどこにも寄る時間はなくなってしまいました。鹿角から黒石まで高速に乗り16時頃酸ヶ湯温泉に到着。東北道で走っている頃には天気は薄曇りで気持ちのいいドライブになりましたが、川だけはどこも激流濁流でした。

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