伊勢神宮(外宮)とせんぐう館/松阪伊勢日帰り旅:後編

近鉄の株主優待券を使っての松阪伊勢日帰り一人旅の後編を投稿します。松阪から伊勢市にJRで行った後は伊勢神宮の外宮とせんぐう館を訪れました。

早起きが故に快速みえ号で居眠りをして、危なく寝過ごすところでした。伊勢市駅で停車した後に目覚めたのですが、幸い切り離しのため15分ほど停車するため無事下車できました。
すでに昼を過ぎていて朝もコンビニのおにぎり一つなので空腹です。しかしさすが天下の大観光地伊勢神宮で駅からの参道では目移りがするほどお店があります。念願の松阪牛をちょろっと食べられるという意味で望み通りの「牛串」が800円でありました。高速道路のSAなどで売ってそうな代物ですが今の自分にはこのくらいが最適です。だいたいこういうのはステーキ系の肉なのですがこちらは薄いバラ肉を巻いて串に刺したようなもの。さすがに柔らかくておいしい。

松阪牛

伊勢神宮の外宮は駅から5分程度ですぐです。コロナ禍中でもさすがの人出ではありますが、手水舎に柄杓はなく諸々の対策はされています。お参りをして高校受験の長男のために学業お守りを買いました。

外宮

伊勢に来た最大の目的は「式年遷宮記念せんぐう館」。前回の平成二十五年の遷宮を記念してできた新しい博物館です。立派な施設ですが入館料300円というのは安い。名前の通り式年遷宮について学ぶことができます。各種「おまつり」、神々にささげられるお宝、材料となる木材や萱などから外宮正殿の原寸大模型など見ごたえがありました。

せんぐう館

一通り展示をみて、勾玉池を眺めながらの休憩スポットでしばらくこの後どうするか思案しました。
この時点でかなりクタクタでバスに乗らないと行けない内宮はパスして帰ることにします。伊勢神宮関連では神宮徴古館など以前から行きたかったところも残っているので、再訪して内宮にも参拝したいと思いました。

伊勢うどん

帰りは宇治山田駅からときめていたので、その道中にあるお店で伊勢うどんをいただきました。讃岐うどんとは対極に位置するヤワヤワふにゃふにゃ系の麺ですが、なぜか伊勢に来ると食べてしまいます。この白い麺の下の真っ黒の濃厚なタレに絡めて食べます。これはこれで美味しい。この日は伊勢肉うどんにしてみましたが、お肉もなかなか。まさか松阪牛ではないと思いますが…

宇治山田駅

私鉄の中ではもっとも荘厳な駅ではなかろうかという宇治山田駅から近鉄株主優待券を使って奈良に帰ります。京都行の特急にのれば西大寺まで一本で行けるのですが、早すぎて次は一時間後。前日に立てた計画通りにはいきません。節約の旅なので結局帰りも鈍行急行を乗り継いで帰ることになりました。それでも明るいうちに家までたどり着きましたので速いものです。
この日かけた交通費は3000円程度。この行程を普通に特急で行くと7000円弱ですから半分以下です。ケチな話ではありますが、また同じ手で今度は内宮なども行きたいところです。

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