冬の上田行き:真田太平記館と上田城

碓氷峠、小諸と寄ってからようやく上田に着いてから行った池波正太郎真田太平記館と上田城および上田市立博物館について投稿します。

小諸経由上田までの過程は下記記事をご覧ください。

上田は新幹線の停車駅でもあり立派です。朝早くでたので碓氷峠と小諸に寄ったにもかかわらずまだ16時過ぎ。疲れてはいましたが翌日にまわそうと思っていた「池波正太郎真田太平記館」が18時まで開館しているのを確認していくことにしました。
ホテルにチェックインして荷物を置いて身軽になり15分ほど歩いていきます。

真田太平記

真田太平記は高校生くらいの頃にNHKのドラマでみてその後全巻文庫本を買って読みました。館内は撮影禁止なので画像はありませんが、真田太平記関連のみならず池波正太郎の生涯や直筆原稿などの展示があります。
休憩がてらと思ってシアターで上田攻めを切り絵で再現する映像を見ていたのですが面白く折角ならもう一本くらいみておけばよかったと後悔。遅い時間だったので案外に空いていましたが新しくてキレイな資料館でした。

出る頃にはもう真っ暗であとはホテルに戻るだけです。寄り道しながら一日かけて上田まできたのですが、なかなか充実した日でした。

宿泊したホテルルートインGrand上田駅前については上のリンクの記事をご覧ください。

上田城

翌朝は上田城と上田市立博物館に訪問します。上田城は関ヶ原の合戦のあと徹底的に破壊されたそうで、その後も天守閣は再建されなかったとのこと。廃藩置県の際には民間に払い下げたのですが、市民有志の保存の試みのおかげで櫓などが残されています。

本館

城内を散策したあと9時開館の市立博物館へ。こちらの本館でチケットを買います。江戸時代以降の上田市の歴史展示と企画展で「信州上田湯けむり紀行」というのが開催されていて昭和初期のパンフレットなどが興味深かったです。
いつもながら古いポスターをみると癒やされるのはどうしたものか?

ちらし

面白かったのは本館のあちこちに「真田関連は別館」というポスターが貼られているところ上田を歩いていると至る所に六文銭が目につき、上田と言えば真田と皆が思っているので博物館に来る人も真田目当てということなのでしょう。
初代上田藩主は幸村の兄の真田信之なわけですが、松代に移封されたあとは仙石氏、松平氏と変わっています。上田松平氏は幕末には老中を出したほどの藩とのこと。
幕末の一揆や明治以降の養蚕の発展などの展示も勉強になります。上田は真田だけではないですよね。

別館

隣にある別館は真田一色。こっちの方が人がだくさんいました。そりゃそうか。二年前には九度山にも行っていますし調べ尽くして感もあるので基本復習か。信之が初代藩主として上田に封じられた際は藩主の館をたてただけで破壊された城はあまり修復したかったとのこと。徳川家に気を遣ったのではないかという展示が新たな情報だったかもしれません。

館内別館

充分堪能しても朝10時。前日に真田太平記館に行けたのは大きかったです。これで別所温泉に行く時間が捻出できました。
長くなりましたのであとの行程は続いて投稿します。

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