三沢経由藤七温泉へ(H24/8/12)

平成24年夏の一人旅3日目のメモです。
この日はかなり長距離を走ることになります。
十和田湖畔から十和田市内を抜け
三沢市の資料館3つに行きました。

斗南藩記念観光村/三沢市先人記念館
一般的には3つの中で一番地味でしょうが、もっとも面白かったです。
日本初民間洋式牧場を開設したという
旧斗南藩出身である「廣澤安任」にスポットをあてています。

「ある明治人の記録」(中公新書版)を読み
会津藩から移ってきた人々の苦労は知っていましたが、
こういう場でしっかり展示物を読むと身につまされます。
苦しい境遇であろうなかでの偉業に喝采を送りたくなります。

歴史好きの人の中でも特に幕末は人気がありますが、
どうしても「負ければ賊軍」側に興味がいってしまいます。
ネクラだからかもしれませんが、
「坂本竜馬大好き!」みたいな人とは仲良くなれそうにありません。

今は大河ドラマ(八重の桜/新島八重)のおかげで
盛り上がっているかもしれません。
おもしろい企画展などあったらまた行ってもいいかな。

寺山修二記念館
文学関連の資料館は概ね面白く思うのですがここ正直いまいちです。
寺山修二の書いたものそんなに読んでないのですが、
これを機会に読みたいものでもできるかと思いましたがそうなりませんでした。
感性にあわないということなのかもしれません。

三沢航空科学館
前記二つの施設よりはるかに混雑していて駐車場もほぼ満車でした。
個人的には技術的なところの展示を期待していたのですが、
どちらかというと子供向けで料金も高かったです。まあ仕方ないですね。
ちょっと元を取るまでには至らなかったというケチな印象です。
敷地が広く遠くに展示してあった飛行機を
見に行くほどの元気もありませんでした。

八戸あたりから高速道路にのり、八幡平をめざします。
少し無理して遠くまで来たので150kmほど走らなければなりません。
この日は運転しづめで疲れていますが、頑張らねばなりません。

松尾鉱山の遺構をながめながら走り
八幡平山頂に程近い藤七温泉には
それほど遅くない時間についた覚えがあります。

ここは立ち寄り湯での利用はありましたが、
宿泊したのはこのときがはじめてです。
バイキング形式の夕食は特に山の幸がおいしかったですが、
少しにぎやか過ぎて一人ではすごしにくい感じがしました。
また、タイミングが悪いだけの話なのですが、
部屋にはテレビはなくオリンピックがみたかった…
今後は宿泊よりは立ち寄り湯でいいかなぁというところです。

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