残暑厳しい日に園部へ小さな小さな旅

コロナ禍第二波のピークは過ぎたものの感染者はまだまだ多い時期ではありますが、リスクのない程度で園部まで小さな旅に出ました。まだ酷暑厳しい時期でしたがいい気分転換になったと思います。

この週末は特に予定がなく退屈だったので、前日に思い立って計画しました。ただし、夕方ドコモショップを予約していたので3時ころまでには帰ってくる必要があり近いところしか行けません。人の多い大阪を通過しない方針で東のほうを模索していたのですが、以前から気になっていた園部にある博物館に行くことにしました。朝早く家を出て京都に向かいます。京都からの山陰線も電車は空いていて思惑通り。

園部駅

園部駅は9時前に着きました。相応の距離を歩く予定なので出来れば荷物を預けたかったのですが、残念ながらコインロッカーなどはありません。バスもあるのですが、一時間に一本ほどなので、行きは歩きで帰りはバスで予定しました。目的の「南丹市立文化博物館」は約2kmで普通の季節であればちょうどいい街歩きになるのですが、この日は酷暑でこの時間をして気温は30℃を超えていそう。
コンビニでポカリを買って歩き始めましたが、日陰ならそれほどでもない印象。それでも知らない街を歩くのはやはり楽しいです。住宅街の中の地味ながら頑張っていそうな洋食屋、不思議な位置に四つ葉クローバーマークを張り付けた軽自動車、少年少女の元気な声が響き渡る学校の体育館などいずれも好ましく感じます。
とはいえ、かなり汗をかいて目的地に到着。型通り体温を測られたときはひやひやしましたが36.5℃でした。冷房が効いていて汗に濡れたシャツのせいで寒いくらいです。

内部

博物館は南丹市というよりは旧園部町中心で古代から現代までの時系列の展示がメインです。総花的でまあこんなもんかなと思っていたのですが、最後にいかにもストライクゾーン中心の展示を見つけました。下の写真ですが町内で10数年前まで営業していた銭湯があり、そこに残っていた諸々の品が展示されていました。子供の頃行ったどこの銭湯にもあった謎のマッサージチェアや「ケロリン」フルーツ牛乳が必ずある冷蔵庫など懐かしくてしびれる思いです。これだけで、暑い中歩いてきた甲斐があったと思ってしまいました。

銭湯

その他ランプの企画展が開催されていたので見学しました。町内に住んでいた収集家から寄贈いただいたものだそうです。青荷温泉なのでお世話になっているランプですが、それはそれはたくさんの種類があり用途によってさまざまな形状があり勉強になりました。
帰りはバスの予定でしたが20分ほど待つ必要があり、暑いなかでも街歩きが楽しかったので復路も歩くことにしました。帰りは道を変えて最短距離の国道を歩いたのですが、往路ほど楽しくはなかったかな?
園部駅からは京都駅でお気に入りのラーメンを食べたほかは基本まっすぐ帰り2時ころには家に着きました。危険なほどの酷暑のなか歩いたりしましたが、楽しかったです。早く何も気にせず旅に出られるようになってほしいですね。

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